ペンを持って紙に向き合ったからといってすぐに本文がスラスラと書けるものではないのが、転職活動のための自己分析というものです。自分の考えやこれまでのキャリアを改めて整理する必要が、自己分析をする場合にはあるようです。どのようにこれまでの会社で働いてきたか振り返ってみることが、まずは重要です。どのような仕事を何年目にして、何を学んできたのか、またどんな経験をしてきたのでしょう。忘れていたと思っていたことも、具体的に書き出していくことで振り返ることができます。
なぜ自己分析するの？
自己分析の目的は、現在の自分がどのような過程でできているかを知ることでもあります。転職後もやりたくないと感じていることや今の自分がやれることは何かを、一通り書いたあとに分りやすく仕分けしましょう。やりたいことやりたくないことを知るには、自分のモチベーションがどんな時に上がったか、学生時代までさかのぼってもいいでしょう。自己分析のため思い出してみると良いのが、これまでに褒められたところ、高く評価されたところは何かということです。
強みを把握しよう
多くの日本人は自分の強みを語るのが苦手なようですが、転職活動で必要不可欠なものが、自己アピールというものです。思い切って些細なことでも書いてみると良いでしょう。転職によって未来の自分がどんな状態だといいと感じているかを。書いた上で思い描いてみましょう。転職活動のための自己分析につながるのが、未来の自分のために必要なこと身につけたいことを考えていくことなのです。